清瀬市、東久留米市、東村山市、小平市、西東京市を中心に診療所、歯科、介護事業を展開してる生協です。

東京都清瀬市上清戸2-1-41

042-493-6129

平日9時~16時/土曜9時~12時

声かけ、工夫、協力思い寄せ合う地域に

お知らせ

悩みを分かち、励まし合う介護学習会


サービスは切り捨て、保険料、利用料は負担増。介護職員の給料は全産業の平均より10万円も安い…という介護の現状。必要な人に必要な介護を届けるために制度の改善運動とともに、西都保健生協として、わたしたちが困難解決のために、今何ができるかを参加者とともにみんなで考え合いました。

4月24日(水)清瀬・けやきホールの小ホールで「介護保険事例学習会」を行いました。最初にケアプランセンターきずなでケアマネジャーをしている久保田所長より「困難事例を抱えるなかで西都の介護が目指し実践している事」についてお話を聞きました。介護をめぐる情勢は年々厳しさを増し、介護労働者の低賃金と高齢化の深刻化のなかで、利用者は費用負担増や実態に見合っていない制度により安心して在宅生活を送ることが難しくなっていることが報告されました。

地域の協力で
次に助け合いが必要な具体的な事例も紹介。そのなかで施設から自宅へ戻られる際に部屋の片づけやヘルパーがお休みの年末年始などに食事を持って訪ねるなど、地域の組合員さんの援助で利用者さんが生活を続けられている様子が語られました。
また精神的な病を持つ方には時間をかけて信頼関係を作ったが、不安感が強くデイサービス等の拒否など課題が残るケースも報告されました。

一人で悩まないで一緒に解決策を
実際に介護サービスを受けている参加者から「玄関のタタキは掃除できないと言われ困っている」と発言があり、久保田さんから「たしかに介護保険ではできないサービスもあります。しかし、例えば『散歩』の付き添いはできないのですが『自立を促すための外出介助』ならできます。役所の担当にきちんと交渉することも必要。本人ができなければ代理の方でも大丈夫」とアドバイスがありました。また「近所の方が毎日のように電話をかけてくるので時間を5分と決めている。助けてあげたいけど難しい」という方に「一人だけで対応するのは大変。包括やケアマネなどにも相談を」と答えました。
日常的な助け合い活動のなかで誤解と歯車のズレで手助けを拒まれた経験を持つ組合員さんは「地域に助けを求めている人はたくさんいる。専門家でも対処困難なケースもある。すぐに解決できなくてもこうした学習や交流で悩みを話せる機会があって良かった。定期開催してほしい」と胸の内を語られました。

組合員と職員の総合力で
後半は先月号のきずな1面に掲載された北多摩生協診療所の馬場事務長のお話。国の制度が病院から在宅へという流れのなかで西都ならではのゆるやかな助け合いネットワークを作り支え合っていきたいと語りました。
参加した清瀬診療所の看護師は「今後もこうした機会をつくり組合員さんの思いと職員の思いを伝えあえる場にできれば良いですね」との感想が寄せられました。