医療介護活動について
地域のかかりつけ医として、子どもから高齢者まで家族みんなが、気軽に安心してかかれる医療をすすめています。診療時間は夜間も設けて、働く人たちがかかりやすくしています(診療時間は各事業所のページをご参照下さい)。
慢性疾患を中心に、中断や気になる患者様のフォロー、高血圧や高脂血症の学習会や食生活改善のための調理実習なども行っています。治療だけでなくさまざまな相談を受け、納得と信頼、安心の医療を提供するように心がけています。必要な患者様には、他の事業所と連携して、往診を各診療所で定期的に行っています(診療時間は各事業所のページを参照下さい)
西都保健生協の医科診療所では、組合員や事業所で働く労働者、地域住民のみなさんの健康維持・管理のお手伝いをしています。
健康診断では、「基本健診」を基礎に、ご要望に応じてオプションのコース(胃内視鏡検査、各種エコー検査等)を追加できます。
また、事業所の要望に応じて、出張健診(40人以上)や、基本健診コース以外の自費健診(雇入時の健康診断など)も行っていますのでお気軽にご相談下さい。
西都保健生協は、診療所に隣接した3ヵ所の訪問看護ステーションがあります。訪問看護ステーションは、看護師や理学療法士が、医師の指示書をもとに、ご自宅等で療養されている方、歩行が困難で通院できない方など、様々な理由で通院が困難な方を訪ねて、病状の観察や清拭などの清潔援助、医療機器の管理などを行っています。
また、在宅患者様のご家族へは、介護のアドバイスやリハビリなど、自宅で自分らしく暮らしたいと願う患者様の生活のお手伝いも行っています。
さらに、介護サービスの計画をするケアマネージャーも在職しており、介護保険制度が始まって以来、利用料が高く訪問看護の回数を減らすなどのケースも報告されていることから、介護保険の改善運動にも取り組んでいます。
デイケアは、普段は自宅で生活を送っている利用者が、より自立した日常生活が送れるよう、利用者が通所リハビリテーションの施設(老人保健施設、病院、診療所など)に通い、食事などの日常生活上の支援や、生活機能向上のための機能訓練や口腔機能向上サービスなどを、日帰りで支援するサービスのひとつです。
「おはようございます」と、利用者宅にお迎えの職員とボランティアがお伺いすることから、西都保健生協のデイケアでの一日が始まります。西都保健生協のデイケアでは、血圧測定・検温をして、自己紹介や体操、ゲームを行い、昼食をはさんで、午後は作業療法や歌をうたい、血圧測定・検温をして帰宅します。西都保健生協のデイケアを通して、認知症で外出できなかった利用者が作業療法で笑顔と自信を取り戻したり、布団に閉じこもって外出しなかった利用者が玄関で身支度を整えてお迎え待つまでに変化が出る等の生活の質の向上が報告されています。
西都保健生協は、各地域の支部で、お花見や若葉を見る会、ハイキングなど、自然と触れ楽しむ機会や、健康づくりや保健予防活動、助け合いやボランティア活動、パソコン教室、健康ウォーキング、健康マージャン、映画学習会、餅つき、文化祭等の多彩なサークル活動を行っています。
西都保健生協の組合員は、地域や職場・グループ・サークルで3~20人の単位で「班」をつくり、年に3回以上の「健康チェック班会」を行っています。健康チェックは、血圧、尿、尿塩分、体脂肪、貧血、乳がん、大腸がんの7つのチェックを行っています。
また、西都保健生協の組合員は、西都保健生協の医科・歯科診療所の外来診療で、自費料金(予防接種・各種健診・自費診療など)が組合員価格になる優遇が受けられます。
いま、不況や倒産、リストラなど、私たちをとりまく社会は、たいへん厳しくなっています。大企業や銀行に国民の税金がつぎ込まれる一方で、私たち国民には医療・福祉・教育などの生活予算が削られ、家計負担増をいっそう押し付けられています。
西都保健生協は、誰もが安心して医療機関を受診し、介護サービスを受けられるように、また地域の都立小児病院の存続・改築運動など、社会保障制度を充実する運動をすすめています。
西都保健生活協同組合では下記の通り高齢者虐待防止指針、身体的拘束適正化指針を定めています。