清瀬市、東村山市、小平市を中心に診療所、歯科、介護事業を展開してる生協です。

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【健康サポート室より】介護が必要になった主な原因❻ | 「糖尿病」Part 5

お知らせ

糖尿病と薬の話

冬の寒い時期は、身体を動かす機会が減り水分摂取も控えがちです。年末年始は暴飲暴食の機会が目白押しで、糖尿病をコントロールするのに厳しい季節です。今回は糖尿病についてのお薬の話です。

 

糖尿病の治療薬
現在糖尿病の薬は様々な種類が開発され、大別すると6種類ほどが使用されています。

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❶インスリンを直接注射するための製剤
❷膵臓からインスリンの分泌を促す薬
❸消化管で糖をゆっくり吸収させる薬
❹体の中の様々な臓器へブドウ糖を取り込みエネルギーとして利用しやすくする薬
❺ブドウ糖の吸収をゆっくりにしたり、肝臓でのブドウ糖の合成を抑えたり、
臓器へのブドウ糖の取り込みを進めるなどの作用を併せ持った薬
❻ブドウ糖を腎臓から尿中へどんどん捨てていく薬

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更にそれぞれの種類ごとに、働き方の特徴や効果の強さ、体の中での動きが異なる様々な薬が数多く利用されています。これらは、患者さんの糖尿病や合併症の病態、年齢や体重、肝臓、腎臓の機能、生活動作などの身体機能の違い、他の薬との飲み合わせ、そして経済的背景などを考慮して使い分けされます。

 

糖尿病治療薬の注意点
共通する問題として、アレルギー反応や低血糖があります。その他、食欲の増加、ガスがたまりやすくなるなどの腹部症状、むくみ、脱水、他にも様々な特徴的な注意点が存在します。

 

良好な全身状態の維持のために
糖尿病の治療は食事、運動、ストレス、睡眠、社会生活、そして経済状態などの生活習慣の改善が必須となります。発症や症状の進行には、もともとの身体状態も合わさり、複雑に絡むため根治が困難です。生活環境を改善しながら補助的に薬を使用しましょう。
合併症を予防して、良好な全身状態を維持し人生を楽しみ健康寿命を延ばすことが療養生活の本筋です。糖尿病の薬は、このためのお手伝いの道具と考え、油断しないことが大切です。ぜひ日々の生活改善を。そして受診後は薬局を情報整理に利用してください。

(白井正一 ㈱エイトライフ三崎薬局 薬剤師)